21歳でデキ婚。なのに9年間原因不明の二人目不妊
私は今30歳。21歳でできちゃった結婚し、何の苦労もなく幸せな妊娠生活、子育てをしていたんです。
そして娘が1歳になった頃、産休を取っていた仕事にフルタイムで復帰。慣れない育児と仕事と家事の両立で毎日があっという間に過ぎていったのです。二人目のことなど思ってもいませんでした。
でも娘も3歳になり、保育園のお友達に次々と妹や弟ができ、とうとう私も言われました。
「どうして私には、妹がいないの?」
それをきっかけに、二人目を意識するようになりました。
夫婦ともに不妊原因なしなのに・・・
一人目の妊娠がすぐだったので不妊を疑うことはまずありませんでした。ですので数ヶ月、排卵日を見極めてタイミングを取っていました。でも妊娠はしません。一人目とは違って、年齢的に妊娠しにくくなったのかな?と検査だけでも・・・と、婦人科で子宮や卵巣の状態を検査してもらっても、異常なし。旦那も精子検査をしても異常なし。
「異常が見当たりませんので、排卵のタイミングに合わせて様子を見ましょう」
その後、排卵前と排卵日直前に診察。とにかく待ち時間が長いので仕事をしている私にはとても負担を感じていました。仕事を早めに終わらせて急いで病院。その足で急いで保育所へお迎え。家に帰って夕飯の支度や娘のお風呂、家事・・・。もうクタクタです。
しかも不妊治療はお金がかかります。授かろうが授からなかろうが、一度の治療で莫大なお金が飛んで行くのです。もしダメなことが続くとお金がない、私のせいで働いても働いてもお金が飛んで行く、というストレスが募ります。しっかりとした経済力がないと不妊治療はできない。これを実感しました。実際に働いたお金はほとんどが治療費に当てられ、自由なお金はほとんどない状態だったのです。
そんなときにタイミングを取ることも苦痛で、そんなことより寝たい。という思いのほうが強くなり、排卵日の子作りが義務的になってしまったのです。夫婦で共働きのため会話も少なく、「今日は排卵日だからよろしく」といった感じで、淡々と終わります。
そんな生活をしばらく続けましたが妊娠に至らず、二人目を諦めようと通院することをやめたのです。娘の「赤ちゃんは?」攻撃もうやむやに答えていました。
妊娠してわかった不妊原因
不妊治療をやめた5ヶ月後に妊娠が発覚しました。嬉しいというより驚きが大きかったです。
あんなにタイミングも合わせて、病院にも通ったのに、自然に任せただけでなんで・・・?と。
よく考えてみると、あの頃は夫婦ともに仕事が忙しく、仕事、病院、家事育児というのを義務的に行い、毎日を楽しむ余裕はなかった気がします。なのに二人目を諦め通院をやめ、家族3人の生活を充実させようと休みの日になると3人で出かけたり、平日も会話を楽しめていました。
とにかくストレスフリーの生活でしたね。
夫婦で不妊原因がわからな場合は、焦るばかりではなく、精神状態を整え、夫婦の信頼関係を高めることが二人目不妊克服の一つの方法だと私は思います。