不妊治療をしていることを周りに知られたくない

私は不妊治療をしていることを、友人に知られることが嫌でした。でもそんな気持ちとは裏腹に心ない質問をしてくるんです。

「子供はまだなの?」

きっと友人は悪気があるわけではなく、純粋に質問してきたんだと思います。でも、長い間治療を続けてきてもなかなか妊娠しない、その友人は結婚してすぐに妊娠して子宝に恵まれている・・・となると、自分の気持ちを隠すようになるのです。

「今はまだ考えてないかな~。」

このような経験から、友人付き合いも遠ざかるようになってしまったのです。

友達の妊娠報告を聞くと喜べない

私より後に結婚した友達がどんどん妊娠していくのを間に当たりにすることが一番辛いですよね。「なんの苦労もしないで赤ちゃんができるなんてズルい!」なんて性格の悪い自分が見えてきて、そんな自分に嫌気が差してくることが多かったのです。

おめでた報告だけじゃなく、年賀状の子供の写真や女子会をしても子供の話になるとついて行けない、などなど些細なことでも不妊の私にはグサリと突き刺さることばかりでした。

そして、私も妊娠したい、やっぱり赤ちゃんが欲しいという思いは日に日に強くなるので、病院へ通い続けて5年・・・。
ようやく妊娠することができたのです。

今だから言えること

浴衣女性

子供がいない時は、「妊娠・出産がゴール」と思っていました。でも実際はそうではないのです。

子供がほしいと毎日泣いて悩んでいた毎日でしたが、子供がいない時だからこそ楽しめることがたくさんあるのです。

例えば、外食や買い物、旅行です。どの場所でも子供はぐずりますのでゆっくりとすることはできないでしょう。朝も早くに起こされますので朝寝をすることもできませんし、子供のペースになりますので自分の時間は無いといえます。

不妊の時には、子供さえいればいい、幸せ、というイメージしかなく、生まれた後のことは考えていなかったのです。

ですから、毎日くよくよするより、人生楽しんだほうがいいです。治療をして、生理が少しでも遅れたら期待をし、生理がきたら撃沈、ということを繰り返して一喜一憂するかと思いますが、泣いてばかりのママより人生楽しんでいるママのほうが、赤ちゃんもあなたのお腹に宿りやすい気がすると私は思います。

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治療中の症状(女性)

治療中の症状(男性)

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