不妊の原因にもなる貧血と予防法
女性は毎月生理があるとそれだけでも鉄を失っていることになります。しかし多くの女性は鉄分が不足している事にすら気づいていません。
海外では貧血の女性は妊娠するのは危険とみなされてまず鉄剤をサプリで十分に補給するのだとか。
なぜ鉄が不足してしまっているのに気づかないのか?まとめてみました。
フェリチンが5以下だと妊娠が難しい
フェリチンは肝臓に貯蔵されている鉄の事。このフェリチンが不妊に関係しているのです。
鉄分が不足していると卵細胞が上手に育たなく鳴るのです。鉄分は全身の細胞を構成する上でとても重要な働きをしています。
一般的にフェリチンが30を超えると体調がよくなる、と言われていますが産婦人科ではフェリチンの値ふぁ5~10以内だと妊娠は難しいとされているのです。
それだけではなく、肩こりやめまい、冷え性などの症状も出てきます。
私はもともと冷え性だからといっていた女性でも、フェリチンの値が上がることで症状が改善されるのです。
フェリチン不足は卵子の染色体リスクを増やしてしまう
フェリチンが不足すると鉄分自体が不足し、活性酸素が発生します。すると抗酸化酵素の働きが低下してしまうのです。
日本人女性は知らず知らずのうちに慢性的な貧血に悩まされている傾向にあるのでその不調に気づいていないことが多いのですが、
鉄を意識的に摂ること思わぬ不調が改善される可能性は大いにあります。
- フラフラしてめまいやたちくらみがする
- なんとなく1日中ダルい
- コリが酷くて体が重い
- 少し走っただけで息切れする
- 髪も皮膚もなんかパサパサ
- いつも青白い
1つでも当てはまると鉄が不足している証拠!しっかり補えば妊娠体質に早く近づけるようになります。
食事で摂る(10mg/1日)には限界がある
鉄を摂るには毎日納豆7パック、牛ヒレにく440g、ほうれん草550g、ひじき20g…こんなに摂らなければ補えないのです。
しかも鉄だけ摂っても意味が無いのです。
鉄はとても吸収しにくい栄養素なので、必ずビタミンC、動物性タンパク質、ビタミンB群と一緒に摂って初めて効果があるのです。
これをサプリでバラバラに摂ったとしたら1ヶ月でかなりの出費になってしまいます。
不妊治療をしているとサプリは摂りたいけどできれば品質のいいものを続けられる価格で購入したいですよね。
鉄なんて気にしたことなかったわ。という方は気にしてみてください。