STEP1.タイミング法とは?費用は?確率は?

タイミング療法

赤ちゃんが欲しいと考えた時に、大切なことは「タイミング」です。



どんなに健康な夫婦でも二人のタイミングが合わないと妊娠することはできません。


そもそもタイミング法って何?


タイミング法・・・卵子が排卵される頃を見計らって性行為をすること。



女性の排卵日に合わせて性行為を行うことで、受精や着床の確率を高め、不妊治療の中でも体の負担が少なく費用も保険が適用されるなど数多くのメリットが有ります。自然妊娠に近い妊娠なので不妊治療を始める上で一番はじめに行う治療方法とも言えます。


不妊治療というと婦人科で行うものですが、自然妊娠に近いものですので自分でもタイミング法ができます。


その方法が、基礎体温です。


基礎体温を毎朝測ることで、排卵日が自分で特定できタイミング法を行うことが出来るのです。

↓基礎体温の測り方↓

婦人体温計を使って、毎朝の起床時に測ります。体を動かす前が望ましいと言われています。毎朝同じ時間に測るということがポイントです。

・月経終了後⇒⇒⇒低温期(体温が低め)

・排卵期⇒⇒⇒まだ低温期。生理一日目から約二週間後が排卵日と言われています。低温期と高温期の境目でグッと体温が下がる日があります。それが、排卵日です!

・排卵後⇒⇒⇒排卵が終了すると体温が上昇します。(高温期)。

ここで妊娠した場合は、そのまま高温期が続くのですが、妊娠しない場合は体温がまた下がり生理が起こるのです。


この方法をまずは5ヶ月試してみましょう。

5ヶ月試しても妊娠しない、早く妊娠したいという方は婦人科へ行くことをおすすめします。特に35歳以上の方は年を重ねるごとに妊娠率が下がってしまいますので早めの受診をおすすめします。



タイミング法の費用は?



費用は、産婦人科やクリニックによって異なりますが、だいたい数千円~2万円弱程度でしょう。1回の受診ではなく数回受診して、お薬を飲んだりホルモン注射をしたり検査をしたりと色々としなければいけないことがあります。


タイミング法は保険が適用されることが多いので、体外受精や顕微授精などといったような他の不妊治療と違って比較的安い料金で行うことが出来ると思います。自己流でもなかなか妊娠しないという悩みの方は、婦人科で指導を受けたほうがより妊娠率が高くなるかと思います。

タイミング療法の確率は?



タイミング療法
タイミング法は何回目で妊娠するのかということですが、データでは5回目までに妊娠できるという事がわかっています。

つまり、5回タイミング法をして妊娠しなければ何らかの不妊原因があるということです。



そうなると自己流で何回試しても遠回りをするだけです。妊娠したいという強い気持ちがあるのなら、婦人科で検査をし、不妊原因を追求してもらい治療する方がもっとも妊娠への近道になることでしょう。


毎月生理が来ていたとしても、実は排卵していなかったという場合もあります。そうなればそもそも妊娠することはありません。チャンスは月に一度しかありませんので35歳以上になると焦る気持ちも出てくるでしょう。卵子も老化していきます。ですから、婦人科に行くことに抵抗を感じたり、一人で悩んでいる暇はありません。


婦人科の先生は親身になって話を聞いてくださるのでぜひ、婦人科を受診するという方法も頭のなかに入れておいてください。


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