女性不妊の原因をチェック!

妊娠をするためには、すべての条件が合わなくてはいけません。そのため、なかなか妊娠しないと思ったらその原因を追求しなければ妊娠への遠回りになってしまうのです。原因を知ることになれば、それに関する改善をすることができます。

今回は、女性の不妊原因をチェックしていきたいと思います。

不妊原因の6つのポイント

子宮

1、排卵因子

排卵障害・・・月に一度、一個の卵胞が成長、成熟し、卵膜を破った卵子が卵巣の外を飛び出すことを「排卵」と呼びますが、生理不順や女性ホルモンを出す器官にトラブルがあるとこの症状が起こります。

多嚢胞性卵巣症候群・・・卵巣表面に直径5ミリ程度の卵胞が真珠のネックレスのように多数存在する症状でその小さい卵胞はそれ以上大きくなることはなく卵巣表面が厚くなることによりうまく排卵をすることができなくなることを言います。

高プラクチン血症・・・脳の中にある下垂体から分泌されているホルモンで、この値が高くなると黄体機能不全になり不妊の原因になります。

黄体化未破裂卵胞症候群・・・成熟した卵胞が破裂しないで黄体化してしまうもので、基礎体温はきちんと2層になっていて排卵をしているように見えますが、実際は排卵は起こってないというものです。

甲状腺疾患・・・甲状腺ホルモンは、下垂体から分泌されている卵巣刺激ホルモン(FSH)の働きを増強してくれるものですが、甲状腺ホルモンが減少すると無排卵になります。



2.卵管因子

クラミジア性卵管炎・・・クラミジア感染症になると卵管の閉塞や卵管周囲の癒着によって卵管に卵子が取り込めなくなるために不妊となります。症状がないため感染に気づかない場合があります。

卵管周囲炎・・・過去に手術をしたことがある方は卵管周囲の癒着を起こしていることがあります。また子宮内膜症の方も癒着が見つかることがありますので、月経痛が酷く鎮痛剤の使用量が増えている方は注意が必要です。

卵管閉塞・・・卵管が詰まる、狭くなるという状況で主な原因は骨盤内で起こる炎症です。子宮内膜症・子宮外妊娠・虫垂炎などがあります。

ピックアップ障害・・・卵管の周囲が癒着している症状を言います。癒着していることで卵子を取り込む力がなくなり卵子が卵管へ入ることができなくなるのです。




3,子宮因子

子宮筋腫・・・子宮を形成する筋肉の細胞が増えてできる良性腫瘍のことです。子宮筋腫が悪性腫瘍に変わる可能性は殆どありませんが、子宮筋腫が大きくなってしまうと妊娠しにくくなります。

子宮内膜ポリープ・・・子宮内膜から内側に向かってキノコのように突き出た腫瘍のことを言います。エストロゲン(卵胞ホルモン)が影響していると言われていますが加齢とともに増えていく傾向があります。

子宮内膜症・・・子宮内膜症による卵巣や卵管の機能障害や免疫異常から卵巣や卵管の働きが妨げられ、着床障害が起こり、不妊の原因になります。

子宮奇形・・・生まれつき子宮の形に異常がある場合です。子宮奇形が必ずしも不妊に繋がるとは言えませんが、妊娠した時に流早産の確率が高くなります。




4.頸管因子

子宮頸管炎・・・排卵期に透明で粘り気のあるおりものが増加しますが、子宮頸部の手術や子宮の奇形、子宮頸部の炎症などにより、おりものが少なくなった場合、精子が子宮内へ貫通しにくくなり不妊の原因になります。




5.免疫因子

抗精子抗体・・・何らかの免疫異常で抗精子抗体(精子を傷害する抗体)、特に精子不動化抗体(精子の運動を止めてしまう抗体)を生産してしまう女性は抗体がおりものにも分泌され、たとえ運動率の良い精子でも通過を妨げてしまいます。



6.原因不明不妊

不妊症の検査をしても、明確な不妊の原因が見つからないのに子供が授からない場合に原因不明不妊といいます。この不妊は不妊症の3分の1を占めると言われていますが、本当に悪いところが無いというわけではなく、検査では見つからない原因が潜んでいるということです。赤ちゃんを作る力(精子や卵子のそのものの力)が低下している場合がありますのでそうなる前に検査を始める時期というのがとても大事になってきます。



自分の不妊原因を知ってタイプに合った改善策を

夫婦で妊活


人によって、原因は様々であって、改善されやすいものもあれば、次の治療にステップアップしたほうが良いという結果になるものもあります。



また原因を知ったら、ホルモン検査をするかと思いますが、その時の体の状態で変わってきますので、一度悪い結果だからといって落ち込む必要はありません。何度もチェックしていくことで体の状態がわかってきますので、まずは自分がどのタイプなのかを正しく判断してもらうことが重要になりますよ。

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